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| 新潟県中越地震の小千谷市の倒壊・非倒壊家屋(家屋は最低でも1mの積雪に耐えられる構造)上の写真の二軒は同じ人が持ち主で建てた時期も全く同じ築30年以上。 |
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| 上写真の倒壊家屋と隣の無事に立っている家屋とでは、何が違うでしょう? |
| 左の家は1回目の揺れで傾き、2回目の揺れで倒壊した。(直接、家主の方にインタビューをしました。) |
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| 1) |
左の倒壊家屋には上部にずっしりとした瓦があり、非倒壊家屋には瓦は無く、右の家は豪雪対策で上部が軽く出来ており、トタンであるという事です。非倒壊家屋でも家の中はグシャグシャだったが家自体は全く大丈夫ということ。 |
| 2) |
倒壊家屋は1階部分が広い空間のつくりになっており、倒れた方向は、長方形の薄い方向 |
| 3) |
全面がガラスという強度の弱い方向に倒壊している。 |
| 4) |
右の家は豪雪対策で上部が軽く出来ており、更に正方形に近く、間仕切りも多いため、力が均等にかかり倒壊を免れた。 |
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| 強い家を造るには立地条件の選択も大切な要因 |
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上の写真の倒壊現場地域では、液状化現象が見られ、他の地域に比べ、揺れが増大した可能性がある。被害が拡がった背景には宅地造成地で、埋め戻しに適さない土を使った可能性がある。
左の写真も立地条件が悪い為、地盤が崩れた事により、家のつなぎ目が半分に引き裂かれた。
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| 新潟県中越地震で倒壊家屋の共通点 |
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| 上の3枚の写真はいずれも倒壊原因は共通している。 |
| 1. | 1階部分の間仕切りが少なく、ピロティ‐(広い空間)である。 |
| 2. | 長方形の長い辺の方に倒れている。 |
| 3. | しかも、強度の弱い方向に倒れている。 |
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| 地震動が建物に伝わる時、揺れる方向は必ず辺の長い方向に揺れる。 |
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| 壊れやすい建造物の型(上部から見た型) |
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建造物は例外なく辺の長い方向に揺れる。その為、建造物同士のつなぎ目は双方の力が加わり、大きな損害をうける。
例えば、マンション等を選ぶ時は、なるべく一般的な長方形のマンションを選んだほうが無難(耐震設備により違います)。1980年以前の建物は大きな揺れに弱い。3階より低い建物の方が比較的に安全性は高い。高くなると3階ごとにつなぎ目になることが多いので3階は潰れる可能性があり危険な場合が多い。また、家具などの配置も揺れる方向に前面を持ってきてはダメ。ゆれる方向に対して90度になるように全面を配置すると倒れ難い。
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| 地震に強い丈夫な家のポイント |
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| 1. |
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屋根等上部が軽い(屋根に重い瓦は使用しない。また、2階に重い物は置かない。2階を倉庫等にしない) |
| 2. |
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正方形に近いつくり(地震等は辺の長いほうが揺れる為、建物自体が正方形で1階と2階の大きさも均一が望ましい。) |
| 3. |
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1階が空間になっていない(空間になっていると揺れの負荷に耐えられない) |
| 4. |
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間仕切りが多い(壁等仕切りが多いほど力が分散する。) |
| 5. |
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1階が丈夫(倒壊家屋のほとんどがまず、1階は潰れている) |
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窓が少ない(窓は壁に比べ強度が弱い為、少なく小さいほうが良い) |
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| 阪神・淡路大震災に比べ新潟県中越地震や十勝沖地震で倒壊家屋が圧倒的に少なかったのは、豪雪対策が地震にもかなり有効という事が立証された。新潟県等では豪雪地帯ということもあり、上部が軽く、1階が非常に頑丈に造られている家が多い。北海道や東北でも同じことが言える。 |